Apr01th

2011年国公立大学合格に強い高校「都立高校編」

Top / 2011年国公立大学合格に強い高校「都立高校編」

▼進学指導重点校が国公立大学進学に強さ
「できれば大学は学費の安い国公立大学へ」と考えるのは親も子供も一緒でしょう。学力の高い生徒ほど国公立大学を目指す傾向は今も昔も変わりません。

殊に首都圏の国公立大学は全て難関大学ですから、「国公立大学の合格=大学受験の勝ち組」という図式が完全に成立します。

高校受験を経て国公立大学への進学を考えた場合、現行で最も良い進路は「都立進学校⇒国公立大学」というルートになるでしょう。国私立高校からの国公立大学進学者は大部分が内進生であるため、高校受験経由の国公立大学進学は非常に少なくなります。

2011年の国公立大学の進学者でランキングを作ると、見事なまでに上位を進学指導重点校が独占します。

①都立国立高校(195人)
②都立西高校(192人)
③日比谷高校(166人)
④八王子東高校(146人)
⑤立川高校(130人)
⑥戸山高校(123人)
⑦青山高校(94人)

以上の9校は学年の3分の1から3分の2以上が国公立大学へ進学するトップクラスの進学校です。これらの高校であれば、早慶附属高校を振って進学する価値があると言えます。これらの学校は10年前と比較して3倍~1.5倍に合格者数が増えています。学校改革の成果といって良いでしょう。

▼2番手~3番手の進学校も伸びている
国分寺高校(89人)
新宿高校(74人)
両国高校(70人)
小山台高校(62人)
都立駒場高校(55人)
都立武蔵高校(52人)
白鴎高校(48人)
大泉高校(46人)

これに次ぐ国公立大学への合格実績を残している都立高校です。やはり軒並み合格実績が増えています。両国高校はクラス数の少なさを踏まえると大健闘しています。さすが「国公立大進学なら両国高校」と言われるだけあります。

白鴎高校や新宿高校はほとんどが現役合格です。「予備校いらず」と評判の熱心な受験指導の成果でしょう。